金融機関の特徴と種類
不動産投資をするに当たって避けられないのは融資を組むことです。
融資を組んでくれる金融機関は
都銀(都市銀行)、地銀(地方銀行)、信金・信組(信用金庫・信用組合)、ノンバンク
の4種類あります。
都銀は日本全国に支店があり、融資範囲も全国と広範囲です。その反面、融資審査が厳しいという特徴があります。
年収や預貯金がそれなりにないと中々できないため、平均的なサラリーマンには融資を組むのは難しいです。
地銀は都銀に比べると融資のハードルは下がります。融資エリアはその圏内を中心に隣県くらいまでと狭くなりますが、融資のハードルが下がるためサラリーマンでも手の届く範囲になります。
信金・信組は地銀よりも融資範囲が狭く、市内や区内といった限定的なエリアとなります。融資範囲が狭いと言うことはその分、地域に根付いた金融機関であるという意味です。
そのため、融通が利きやすいのは大きなメリットです。年収基準はあまりなく、長年かけて担当者と人間関係を築くことで融資の条件が向上していくため、長いお付き合いを心がけましょう。
ノンバンクは”銀行ではない”金融機関です。ノンバンクは他の金融機関に比べて金利が高いという特徴がありますが、融資範囲や融資審査に融通が利くため不動産投資家で使っている方は多いです。
それぞれの金融機関の特徴をおさえた上で、どの機関に融資審査をお願いするかを検討しましょう。